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The Fascial Distortion Model (FDM) is am anatomical perspective in which the underlying etiorogy of virtually musculoskeletal injury is
considered to be comprised of one or mere of six specific pathological alterations of the body's connecting tissues.
 
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オステオパシー 手技療法 FDM

Byron Perkins.DO.来日レポート

アラスカオステオパシー協会会長がFDMオステオパシーセミナーに参加

FDMワークショップ・パーキンスD.O.来日レポート
FDMアジアンアソシエイション 岩田宏平

 去る7月22日(日)、FDM九州初級ワークショップにアラスカ・オステオパシー協会、会長のバイロン・パーキンス先生が特別ゲストとして来日、参加されました。これは2年前にアラスカで行われたFDM国際会議・セミナーでの当協会とアラスカオステオパシー協会との交流から日本で行われているワークショップに是非参加したいというパーキンス先生の意向により実現した。ワークショップ前日にはパーキンス先生を囲んで懇親会が行われ、FAA会員との交流を深めた。幸い、パーキンス先生は高校時代まで父親の仕事の関係で日本に滞在しており、日本語も堪能でコミニュケーションの問題はまったく生じなかった。

 パーキンス先生の経歴を紹介致します。
バイロン先生
 父親が牧師として来日し日本滞在中には広島、名古屋で幼少期を過ごす。高校時代は東京久留米市で両親と離れて暮らす。レスリングの関東学生チャンピオンになったり、サイクリングで伊豆半島一周をするなど活発な学生生活を送る。高校時代のレスリングで肩を損傷し、その治療をきっかけにオステオパシーの存在を知り、オステオパシードクターになることを決心する。その後4年、4年、3年と11年間医学を研鑽されD.O.の資格を取得。アラスカに移り、D.O.として9割の手技療法と1割のメディカル治療(投薬、注射)を20年以上続け、その多忙な勤務の合間を縫ってモンゴルにも医療ボランティアとして何回か行かれたそうです。ただそうした状況も2004年にアラスカで初めて行われたティパルドス,D.O.のFDMセミナーを受けてすべてが変わった。「一体今まで自分がしてきた治療は何だったのか?」「FDM was very strong.」「20年のオステオパシー医学が消し飛んだ」と言っておられました。ティパルドス先生のセミナーは事前に本当の患者を会場に用意してその場で実際に治療を行いながら講義を行います。まずは理論より実際にFDM治療の効果を参加者に確認してもらうことから始まります。治療経験者なら誰でも分かることだが、臨床の場で出会う実際の患者は教科書通りに治療してもうまくいかないことがほとんどである。ましてやその時、セミナー会場に来ていた患者はポリオ後遺症で日常生活もままならない重症患者であった。治療前はこんな患者が1回の治療で目に見える効果が出る訳がない、というのが正直な感想だった。ところが治療が始まると見る見るその場で今まで動くことすら自由に出来なかった患者がどんどん動けるようになっていくではないか!!それも1回のトータルな治療ではなく1種類の筋膜歪曲を矯正しただけである。一体何が起きているかがまったく理解出来なかった。ただこれが今日始めて学ぶFDMという治療法なのか、という印象が強烈に残ったそうです。これだけFDM治療の凄さを理屈抜きに目の当たりにすればもう今までやってきた治療に未練はなかった。そこからFDMを実践する日々が続いた。昨年、FDM創始者ティパルドス先生が亡くなってからは、アメリカ全土にFDMを普及すべく先頭に立って活躍されております。

 ティパルドス先生亡き後、FDMをアメリカで普及していくという大役を自覚したときにFDMアジアンアソシエイションが既に日本で果たしている役割、それはFDMを正確に普及しつつも同時に間違って伝わったり、乱用されないために充分保護するという活動は非常に困難で賞賛に値すると誉めていました。

 パーキンス先生が強調されていたもう一つ、学位の重要性

 日本ではともすればオステパシーカイロプラクティックを混合する向きがありますが、そこは全く違うと力説されていました。アメリカでのD.O.の役割というものは日本で考えられているよりずっと重く、我々は完全なドクター(医者)である、ということを何度も繰り返し述べていました。日本でFDMが法制化され国民に広く認知されるにはまだ多くの障害があるが将来的に達成したい我々の明確な目標である。

 パーキンス先生は何度も“全ての行いには必ず目的がある”と言われていました。毎日訪れる患者さんの怪我も昨年お亡くなりになったティパルドス先生の死も、そこには必ず何かしらの意義があるはずである。そして日本語もただ御両親が日本に来たから喋れるのではなく、これも先生にとって必然的なことであると思えた事が過去に何度もあった。2004年アラスカで日本から来た田中先生と出会った時もやはり“私が今、日本語が話せるのはこの田中啓介という日本人と出会い心を通わせるためだ“と思ったそうです。そして今回は私達FAAのメンバーと日本でFDMを通して出合えた事も先生は“私が今、日本語が話せるのは今日この日使う必要があったから“と思われたそうです。

 このようにパーキンス先生は、FDMを通して日本だけでなく世界との架け橋になるおつもりなのでしょう。人柄は、温厚かつ情熱的で日本的な考え方も充分承知されているので今回ワークショップに参加した先生方も、たった1回の交流ですっかりパーキンス先生のファンになった模様です。2007年8月、ハワイでのFDM国際会議・セミナーでの再開を約束して日本を後にされました。こうした交流を元にFDMの輪が世界にどんどん広がっていく予感を大いに感じさせた2日間であった。


 アメリカでDOが果たす役割、今後のFDMの展望などを熱く全員に語りかける姿が印象的でした。懐かしい日本食に大変満足された模様です。


 FDM九州初級ワークショップ

 FDMセミナーは東京と九州で隔月に行われており、九州では前回「下肢疾患に対するFDM治療」が終了し、今回から「腰痛に対するFDM治療」に入った。特別ゲストとしてパーキンス,D.O.も参加されたことから田中啓介FDM,O.が日本語と英語の両方を話す形で講義が進められた。プロジェクターを使ったスライドによる詳細な説明、実技指導、臨床ビデオを見ながらの解説などに大きく頷きながらパーキンスD.O.は要所、要所で的確な質問を田中啓介,FDM,O.に行った。また他の参加者からの臨床に対する質問もいつも以上に多くワークショップは大いに盛り上がった。

2005年にアラスカで行われたFDM国際セミナーで、パーキンス先生が長年苦しんでいた大腿内側の痛みを田中啓介,FDM.O.が1回の施術で完治させ、また他の多くのD.O.達を治療したことから田中啓介,FDM.O.の実力を高く評価しており、FDM実践者としてのスキルは「Keisuke is No 1 in the world.」と何度も言われていた。

オステオパシーセミナーに参加

熱心に講義に耳を傾けるパーキンスD.O.

 FDMでは全ての筋骨格障害や一部の内科的疾患を6つの筋膜歪曲に分類、診断することから治療を進めていくが、腰痛でも例外でない。様々な腰痛患者の痛みの表現は以下の8つのパターンに分類される。これに加え、損傷時の状況や整形外科並びにFDM検査などを総合的に行い、その結果から筋膜歪曲の種類を特定していく。

@ 大腿後面から骨盤、腰椎部、仙骨下部にかけて引っ張るような痛み

A 大腿外側から骨盤、腰椎部、仙骨下部にかけて引っ張るような痛み

B 臀部の痛み

C 仙腸関節上の点の痛み

D 腰椎深部の痛み

E 腰部にかけて圧搾するような痛み

F 腰椎基底部の痛み

G 腰部の硬さや関節を鳴らしたくなるような感覚

 そしてそれぞれに対応したFDMテクニックを使って治療していくがどれも簡単ではなく取得にはかなりの練習を要する。その矯正法について、立ち位置や矯正方向、全身の使い方、間違いやすいポイントなど細部に渡り丁寧な指導が行われた。ここではその何点かを紹介したい。

田中啓介,FDM.O.の実技指導。

腰椎深部の痛みに対するFDMテクニックの一部
バイロン・パーキンス先生の実技指導

参加者に腰椎部のFDMテクニックを指導するパーキンス先生

 脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニア、辷り症などでの矯正姿位の違いを説明。肘や膝の使い方、矯正手と反対手のポジションなど教科書では説明されていない点まで解説される内容に参加者からも自分が今までうまく出来なかった理由がよく理解できたとの声も多かった。

 これはよくある頚・胸移行部の矯正ではなく矯正のポイントを如何に腰椎部に持っていくかが説明された。1日で習得することは難しいが出来るようになれば頑固な腰痛に対する強力な武器の一つになることは間違いなしである。FDMの矯正法はこうした様々なバリエーションに富んでおり、今後も益々進化されていくことであろう。

オステオパシー実技指導

腰椎基底部の痛みに対するFDMテクニック

 田中啓介,FDM.O.の一つ一つの実技を食い入るように見つめるパーキンス先生の姿は、アラスカ・オステオパシー協会会長という重職にありながらもあくまで謙虚にFDMを習得しようとする意志がみられ我々も大いに見習わなければいけないと強く感じた。

 あっという間の一日であったが参加者全員の満足そうな顔が今回のワークショップの充実度を物語っていた。次回、九州ワークショップは10月25日(日)に引き続き腰痛治療をテーマに行われます。また東京では10月14日(日)に肩の損傷に対する FDM治療、上肢疾患に対するFDM治療を行います。来年の2月16日(土)、17日(日)には東京で毎年行われる「FDMレベルT公式セミナー」を開催します。FDMに興味をお持ちの方はこのセミナーから受講されてください。

お疲れ様です。

セミナー終了後に感極まって抱擁する2人

 ワークショップ参加者のコメント

平塚康之 先生
「FDMに関る人は、みんなファミリー、ブラザーというフレーズが心に残りました。」

三浦良平 先生

「Dr.パーキンスとともにワークショップを受けられたことはとてもいい経験になりました。本当にありがとうございました。帰りの新幹線はFDMのこととか、プライベートのことも結構話していただきました。非常にたのしいひと時でした。ただ、FDMが世界的なものと実感して自分にその資格があるのか怖くなってきました。でも、もう後には引けません。とことんやり抜く覚悟です。」

島津忠久 先生
「帰りの新幹線でパーキンス先生にはいろんな話をしていただきました。そのなかでも『すべての出来事には “Purpose”(目的) がある』とおっしゃっていました。たとえ今は苦しくてなぜだかわからないことでも、必ずpurposeがある、安心して努力を続けなさい、とおっしゃいました。続けて、なぜティパルドス先生があのときあの若さで亡くならなければならなかったのか、そのpurposeをまだ自分は理解していないが、必ずそこにもpurposeがある、それがわかるまで探し努力を続けるんだ、そうおっしゃっていました。FDMを極めたいという思いがいっそう熱く燃えた2時間半でした。FDMと出会い、すばらしい先生方と出会い、パーキンス先生と出会い、そのpurposeを完遂すべく、たゆまず努力を継続します。」

山田正博 先生
「感動、感激の九州ワークショップでした。同じ時間をご一緒させていただけましたこと、心より御礼申し上げます。FDMの持つ大切なもの、真の部分を教わったような気が致します。諸先生方の、お言葉がすべて感動でした。」

オステオパシーの交流。

セミナー参加者を囲んでの記念撮影

 ファッシャルディストーションモデルFDM)とは、救急現場でのオステオパシーの臨床から開発された、オステオパシーの最新手技技術です。アメリカやヨーロッパの国々のみならず、世界中のオステオパシー学会や医療関係者から注目され、普及しつつある、新しい分野です。FDM アジアン アソシエイションは、FDMの普及を支援するFDM国際連合(FIF)の一員として活動を行っています。
管理者 FAA事務局長 岩田宏平 (いわたこうへい)
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