オステオパシーFDM普及のFAA
The Fascial Distortion Model (FDM) is am anatomical perspective in which the underlying etiorogy of virtually musculoskeletal injury is
considered to be comprised of one or mere of six specific pathological alterations of the body's connecting tissues.
 
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オステオパシー 手技療法 FDM

セミナー開催報告


 【FDMレベル1 公式セミナー in Tokyo セミナーレポート】

FDMアジアンアソシエイション  山田純子

  2月16日〜17日の2日間に渡り、第5回目のFDMレベル1公式セミナーが浅草の台東区民会館で開催されました。今回も今までと同様に、全国各地からオステオパシー手技療法を実践する先生方やFAA会員のが見えて会場は満席となりました。初参加の先生方の他、複数回参加の先生方が大勢いることで、FDMに対する関心の高さと、FDM治療の難しさを改めて実感しました。FDMを学ぶ上でレベル1公式セミナーは最も大切な基本です。FDMの概念を理解し、筋膜の種類と構造と、そこに発生する筋膜ディストーション、およびそのサブタイプを熟知し、そして何より的確な技術が伴わなければFDMでの治療はできません。治療の現場では患者さんの訴えは1つとして同じものは無いので、理解が足らない場合はもちろんですが、何かがほんの少し違っただけでも治療の成果は全くでません。その為、FDMの概念から勉強するレベル1を受講することは臨床上とても大切なことです。
オステオパシーの講義
  今回もまず、FDMの歴史から講義がスタートしました。初参加の先生方には、FDMの概念を理解することが最初は難しかったかもしれません。普段、私たちオステオパスも筋膜の重要性を重視し、筋膜の異常から起こるさまざまな疾患に対してどのように治療するのかということを何年も勉強してきているので、筋膜について充分理解しているつもりなのですが、FDMの捉え方は既存の概念と全く違っています。その為、他のテクニックと切り離して考えなければ、混乱し理解できなくなってしまいます。

  歴史と基本概念の次は、田中先生の臨床ビデオを交えながら、筋膜の種類、筋膜ディストーションとそのサブタイプが、時間をかけて1つ1つ丁寧に解説されました。足首捻挫で松葉杖無しでは歩けなかった方が、何故わずか数分後に普通に歩けるようになるのか、最初にビデオを見るだけではわからなかった先生方も、田中先生の解説と共にもう一度見直すことでよく理解できたと思います。


  FDMのすばらしいところは即効性にあります。それは私たち手技療法家が最も求めているものであり、辛い症状を抱えている患者さんが求めているものでもあります。今までのオステオパシー等の考え方では、患者さんの症状にとらわれずに、自然治癒力が100%働くようにすれば症状はいずれ消えるとか、四肢の怪我や疾患も脊柱の病変を矯正して整えれば神経伝達が正常になり、その結果として治るというものが大半でした。テクニックの中には四肢に直接アプローチするものもありますが、治療後も痛みの信号はしばらく脳に伝達されると考えるのが常識でした。しかしFDMでは、筋膜の歪曲が機能障害あるいは機能不全を起こしていると捉え、直接歪曲している筋膜をその場で治療する為、治療後はすでにそこに筋膜の歪曲が存在せず、辛く不快な症状が消滅します。筋膜の構造が正常に戻るということは、痛みの原因が取り除かれ、機能が復元されるということです。今までの炎症に対する考え方つまり炎症の5大徴候(発赤、腫脹、発熱、疼痛、機能障害)という考え方が覆されるのです。

柔道整復師

  質疑応答の時間の後、FDM鑑別診断の要素とトリガーバンドの講義に入りました。 筋膜ディストーションが理解できても、正確な鑑別診断ができないと治療できません。患者さんが訴えるわずかなサインも見逃さずに、その意味を正確に理解することは本当に難しいことです。また、正確にサインを読み取り的確な診断ができたとしても、正確に処置しないとFDMの場合は全く結果がでません。結果的に自然治癒力が働けば治る…というような曖昧さはFDMにはありえないのです。

  実技では、田中先生や実技指導の先生方の指導の下で、トリガーバンドの経路を矯正していく練習をしました。ビデオではとても簡単そうに見えるのですが、実際試してみると思うようにいかないのがよくわかります。特に初参加の先生方は、難しさを実感した様子でとても熱心に練習していました。
田中啓介,FDM.O.
  瞬く間に午前の講義が終わり、午後はヘルニアトリガーポイント、コンテニアムディストーション、テクトニックフィクセイションと進みました。 午後の3つのディストーションのなかで、初参加の先生方には特にコンテニアムディストーションは理解することが難しかったと思います。サブタイプがあるものは、同じディストーションでも治療の仕方が異なるため、間違えて診断すると症状を悪化させてしまう危険があります。
  従来のオステオパシーの治療では関節をスラストするのが一般的ですが、FDMのコンテニアムディストーションのサブタイプを勉強すると、スラストしても変化が無い場合や逆に悪化する場合の説明が付き、どの障害のときは何故スラストするべきなのか、或いは何故スラストが禁忌なのかが明確になり、私もコンテニアムディストーションのサブタイプが理解できた時は目の前の霧が晴れた気分でした。それぞれのディストーションに対するテクニックの練習と質疑応答で1日目の講義は終わりました。初めは静かだった会場も、理解が深まるにつれ質問も多くなり、とても充実した1日でした。

北九州から岩田宏平  2日目はフォールディングディストーションから始まりました。これもサブタイプがあるのですが、これは損傷のメカニズムそのものが全く逆なので、治療方法も全く逆です。フォールディングディストーションを勉強すると、関節の痛みのメカニズムがよく分かります。他のディストーションとは治療方法が大きく違い初めは戸惑いますが、正しく理解すると、患者さんの訴えがサブタイプのどちらを意味するのかよくわかるようになります。

  フォールディングディストーションの次にシリンダーディストーションに入りました。これも今までのオステオパシーでは概念に無かったものです。
  今回のセミナーでも、シリンダー筋膜の重要性と損傷のメカニズムを、時間をかけて勉強しました。損傷部を固定することにより発生する新たなディストーションの存在を知り、何故損傷部が治癒しているのに異常を訴える患者さんが多いのかを理解することができたと思います。

  数あるシリンダーディストーションの治療の内のいくつかは、小柄な男性や女性の先生には体力的にもとてもきつく、慣れないうちは本当に難しいテクニックです。しかし、これを習得するとしないとでは治療成果に驚くほど差がでるので、初参加の先生方も十分理解できるように実技に時間をかけて練習しました。
  今回のセミナーは静かに熱心に受講していた先生が多く、田中先生の解説もとても深く充実していた2日間だったと思います。


  FDMは、術者の体力と強靭な指の力を必要とする為、女性には難しい点もあります。その為か極端に女性が少ないのが現状です。今回は久しぶりに女性の先生が参加され、とてもうれしく思いました。患者さんの中には、女性の先生だから相談しやすいからこちらに来ましたと言う方もいますので、これからも女性の先生の参加が増えるように願っています。

本当に患者さんを治したいという気持ちがあれば、女性でも可能です。


 ファッシャルディストーションモデルFDM)とは、救急現場でのオステオパシーの臨床から開発された、オステオパシーの最新手技技術です。アメリカやヨーロッパの国々のみならず、世界中のオステオパシー学会や医療関係者から注目され、普及しつつある、新しい分野です。FDM アジアン アソシエイションは、FDMの普及を支援するFDM国際連合(FIF)の一員として活動を行っています。
管理者 FAA事務局長 岩田宏平 (いわたこうへい)
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