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【FDM九州ワークショップ】
FDMアジアンアソシエイション 岩田宏平
10月24日(日)アジア太平洋インポートマートにてFDMワークショップが開催されました。
講義内容:中級四肢「大腿の痛みに対するFDM治療」の続き
「膝の痛みに対するFDM治療」
今回は、特に矯正が難しい大腿筋間中隔のフォールディングディストーションに対する実技練習が念入りに行われました。全部で5種類の矯正法の解説があり、その後2人組を作り実技練習に入りました。解剖学的見地から、このフォールディングディストーションと関係が深い他の歪曲もセットで治療したほうが良い結果が出ることなど、教科書だけでは分からない臨床的なアドバイスも多くありました。参加された先生方は熱心に講義に聞き入り、また実技では積極的に練習を行う姿が印象的でした。

大腿後面の肉離れに対しては、矯正後、痛みの軽減の他にも見るべきポイント、特にスポーツ選手に対しては絶対確認しないといけない点が解説されました。また、肉離れを起こした後の傷みの発生の仕方で、治療回数も異なってくること、施術前に事前に患者に説明しておくことの重要性なども解説されました。

午後からは「膝の損傷に対するFDMアプローチ」の講義へと進んでいきました。膝の損傷に対して、FDMの施術領域と手術適応範囲の注意点の解説後、膝の施術(特に屈曲伸展制限があるケース)で一番重要になる膝裏に存在するコンテニアムディストーションの見つけ方が1人ずつの参加者に教えられました。きちんと歪曲にコンタクトしないと、ただ痛いだけの施術になってしまう点を十分気をつけないといけないなど、今回は臨床的に重要な解説が多くなされ、あいにくの悪天候ではありましたが熱気のあるワークショップとなりました。
次回 ワークショップ予定
11月28日(日)アジア太平洋インポートマート7F 71会議室
講義予定内容:「膝の痛み」の続きから「下腿の痛み」
FDMワークショップは原則としてFAA会員が対象になりますが、協会の参加資格に
該当すれば途中入会も可能です。詳細はFAA事務局までご連絡下さい。
問い合わせ先
〒805−0024
福岡県北九州市八幡東区中畑1−7−1
FDMアジアンアソシエイション 事務局
岩田オーソパシック内 岩田宏平
FAX:093−651−7793
E−MAIL:faa@fdm.cc
FDMアジアンアソシエイション公式ホームページ:www.fdm.cc |
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フェイシャルディストーションモデル(FDM)とは、救急現場でのオステオパシーの臨床から開発された、オステオパシーの最新手技技術です。アメリカやヨーロッパの国々のみならず、世界中のオステオパシー学会や医療関係者から注目され、普及しつつある、新しい分野です。FDM アジアン アソシエイションは、FDMの普及を支援するFDM国際連合(FIF)の一員として活動を行っています。 |
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管理者 FAA事務局長 岩田宏平 (いわたこうへい) |
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